育休明け職場に必要とされていない?干されてる?対処法を伝授

2024.08.30 2024.09.05

産休・育休が明けて、育児・家庭と仕事を両立させたいと、前向きに職場復帰をしてみたら、会社に必要とされていない、職場に居場所がないと感じているワーママもいます。

育休明け(育児休業)の職場復帰後に、自分が必要とされていないと感じてしまうのは、子持ちのワーママだから仕方ないと自分を責めてします人もいるでしょう。職場に必要とされていないと感じる理由や、必要とされるための対処法をお伝えします。

ワーママが育休明けに必要とされていないと感じるとき

子どもの慣らし保育期間も無事終わり、久しぶりの職場に緊張を感じつつも、いざ職場復帰をして頑張ろうと前向きな気持ちで、スタートを切るワーママも多いでしょう。しかし、いざ職場復帰をしてみると、新しい同僚、今までと違う業務などに戸惑うこともありますよね。戸惑いが違和感になり、もしかしたら自分は職場に必要とされていない?と思うことも。どんな場面で、そう感じるのでしょうか。

  • 時短勤務で職場復帰をした
  • 子どもの体調不良などによる急な早退や欠勤をした
  • 同僚の出世や後輩に抜かされたとき
  • 職場で感じる疎外感と罪悪感
  • 部署の配置転換
  • マミートラック

時短勤務で職場復帰をした

定時退社をする人が多く残業自体が少ない会社の場合は、時短勤務で職場復帰をしても後ろめたさは、少し軽くなるかもしれませんが、同僚が残業をしているのを目にすると、自分だけ時短勤務をしていることに申し訳ない気持ちにますよね。

周囲は、子供のお迎えに間に合うようにと、思いやりから、残業にならないよう配慮をしてくれたり、快く退勤時間を受け入れてくれているとしても、時短勤務で周囲のフォローができない自分に対して、必要とされていないから仕事を頼まれないにではないかと、モヤモヤした気持ちになるワーママも多くいます。

また、子育てに対して理解のない人からの時短勤務をするくらいなら家で専業主婦をすればいいのにというような、心ない言葉に、自分は会社に必要とされていないと感じることもあるでしょう。とくに子育てに参加をしなかった人や世代から理解を得にくいかも知れません。

子どもの体調不良などによる急な早退や欠勤をした

子どもはよく熱を出しますし、保育園でプール熱や、インフルエンザ、胃腸炎などの感染症が流行ることもあります。子どもの急な体調不良に応じて早退や欠勤をすることで、代替えの聞かない業務を頼まれなくなることもあるでしょう。

保育園に入園したての頃は、大変かもしれませんが、3歳になるころには、大分体も強くなってきますので、それまでの辛抱だと割り切ることも、仕事を続けていく上で必要かもしれません。

同僚の出世や後輩に抜かされたとき

産休・育休に入る前まで、肩を並べて頑張ってきた同僚や、指導をしてきた後輩が、職場復帰をしたら昇格や出世をしていたということもあるでしょう。頑張っている人の成功は嬉しいものの、自分だって同じように出世できたかもしれないという気持ちになることもありますよね。

同僚や後輩は、会社に貢献しているのに、自分は職場復帰をしても同じように仕事ができていない、会社に必要とされていないと感じるかも知れません。しかし、ワーママは仕事・育児・家庭の三足の草鞋を履いています。その大変さを分かってくれている人は、きっといますよ。

職場で感じる疎外感と罪悪感

同じ職場であっても、ライフステージが異なると、仕事に対する考え方が異なるのは仕方のないことです。同僚とうまくコミュニケーションがとれないことで、お互いの立場を知る、思いやることが難しくなることがあります。

職場に同じワーママがいれば、悩みを相談したり、職場でのコミュニケーションを図りやすい面がありますが、そうでない場合、子育て中であることで周囲の負担を増やしてはいないかという罪悪感と、うまく周囲とコミュニケーションが図れていないことによる疎外感から、職場で必要とされていないと感じることもあるでしょう。

部署の配置転換

育休が明けて職場復帰をしてみると、自分の本来望んでいる業務ではない部署に配置転換をされたというワーママも少なくないでしょう。子育てとのバランスを図りやすいようにという会社側の配慮であっても、今までの自分と比較をし、会社に必要とされていない、会社に戻る場所はないと感じてしまうかも知れません。

突発的な早退や休みでもワーママが心を痛めず安心して子どものお迎えに行き、看病できるようにしやすくするための配置転換かもしれません。子どもがもう少し大きくなるまで、3歳になるまで新しい部署で育児と仕事を両立させてみようと前向きに考えることもおすすめです。

マミートラック

産休・育休前に総合職に就いていたり、キャリアを積んできた女性にとって育休明けの職場復帰でマミートラックに当たった場合、悲しさと悔しさに潰されそうになるワーママもいます。子どものことは可愛いが、子どもがいることで自分のキャリアがもう積めない、出世や昇格ができないと絶望することもあるでしょう。

マミートラックは、会社とワーママの考え方のミスマッチで起きてしますこともありますが、会社の体質の場合、マミートラックから抜け出すのは難しいかも知れません。ワーママを人材として採用している・子育て中でもキャリアを活かせる企業はあります。転職もマミートラックから抜け出す選択肢です。


会社に必要とされるための対処法

育休明けの職場復帰で、会社に戻る場所がない・必要とされていないとならないための対処法をご紹介します。

  • 会社に貢献できる人を目指す
  • 謙虚・素直な姿勢で仕事をする
  • 同僚の出世や後輩に抜かされたとき
  • 周囲に感謝の気持ちを忘れない
  • ワーママ大変アピールはNG
  • 子どもの話は控えめにするのが吉
  • タスクや引継ぎ管理をする
  • 張り切り過ぎない

会社に貢献できる人を目指す

育休中に、会社の商品やサービスなどが変化しているということは珍しくありません。育休中に、知識のインプットを増やすのもおすすめです。育休中に職場の同僚に、変更があった際に教えてもらえるような関係性を築いておけるといいですね。また、復職後に役立つ学びや資格取得もおすすめです。

謙虚・素直な姿勢で仕事をする

育休に入る前に第一線で仕事をするバリキャリであったとしても、育休を取得することでブランクが生じます。素直さを持ち謙虚に仕事に取り組むことも忘れてはいけません。

周囲に感謝の気持ちを忘れない

小さな子どもがいたら、急な早退や欠勤は仕方がありませんが、それは当然ではありません。周囲の理解と協力が合ってからこそ、子どもの急な体調変化にも対応することができます。

もちろん、有給休暇や看護休暇は会社にも認められている労働者の権利ですが、こともが小さいのだから仕方がないという気持ちではなく、周囲への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

ワーママ大変アピールはNG

育児・家庭・仕事の三刀流は大変な毎日です。心も体もくたくたになる日もありますが、それを自ら周囲に話すのは控えめにしましょう。

ワーママ本人は日常会話の一部として話しているだけでも、相手からすると、ワーママ大変アピールが始まった、そんなに大変なら仕事を辞めればいいのに。と思われてしまいかねません。相手の様子を見ながら話をするようにしましょう。

子どもの話は控えめにするのが吉

職場復帰後に子どもの話は、必要以上にならないように気をつけましょう。もちろん相手から聞かれた場合は、話をしても問題はありませんが、まずは与えられた仕事を熟せるようになることが大切です。周囲とのコミュニケーションは、円滑な職場環境づくりに欠かせません。相手とバランスを見計らうように心がけましょう。

タスクや引継ぎ管理をする

子どもの体調不調が長引き、仕事を休む日が続いたり、落ち着いたかと思えば、また休まないとならないこともあります。急な早退や休みで、同僚に迷惑を掛けないためにも、自分のタスク管理と、いつ誰に対しても分かりやすい引継ぎができるように普段から管理しておくことをおすすめします。

張り切り過ぎない

職場復帰後も、育休前の自分と同様に仕事ができると考え、やる気に満ち溢れて職場復帰するワーママに見られるのが、張り切り過ぎて空回りすることです。一生懸命仕事に取り組むのはよいことすが、張り切り過ぎて、自分の業務の範囲が超えることをしていないか、振り返ることも大切です。育休のブランクを埋めたいと焦る気持ちは分かりますが、少しづつ慣れていくとこも大切です。

育休明けに戻る場所がない?転職で新しいスタート

育休明けに必要とされていないと感じたり、戻る場所はないと言われると、とても傷つきますよね。どんなことに気を付けて対処をすればいいか、自分の置かれている状況を踏まえて考えてみましょう。

悔しいと思う部署の配置転換やマミートラックも、子育て中は、割り切って考えることで解決に繋がることもあります。また、育休明けの職場復帰では、一からスタートをする心構えが必要です。

しかし、どうしても今の会社や職場に必要とされていない・居場所がないと感じているなら、転職をするのもおすすめです。一般的に子育て中のワーママの転職は厳しいというイメージが強くありますが、転職エージェントを利用することで、ワーママが働きやすい企業と出会う確率が上がると考えられます。



mamacharmキャリアなら正社員時短転職も強い

mamacharmが運営するワーママ向け転職エージェントのmamacharmキャリア(ママチャームキャリア)には、キャリアアップをしたいワーママが働きやすき制度を導入している企業からの求人が多数あります。子育てに理解がある、ロールモデルになる先輩ワーママがいる企業なら、会社に必要とされていないという漠然とした不安や孤独感を感じることも減るでしょう。

ワーママが仕事を続けるためには、働き方がとても大切です。転職後すぐに時短勤務は可能?時短勤務の期間の制限は?在宅(リモート)勤務は入社後いつからできる?など面接では聞きにくい条件をmamacharmキャリアが確認します。どのような業種で働きたいか、希望の勤務条件などお聞かせください。今までの経験をもとにmamacharmキャリアと輝かしい未来を一緒に探しませんか。