正社員の時短勤務転職は厳しい?求人の探し方や採用されるコツ

2024.12.10 2025.01.10

産休・育休を経て時短勤務で職場復帰をしたものの、子育てをしながら仕事を続けられる自信がないと感じているワーママ、時短勤務での仕事内容にやりがいを感じられない・マミートラックで悔しい思いをしていて、転職をしたいと考えているけれど、時短勤務で転職はできない。

子どもが小さければ、正社員は諦めらければならないのかという不安や、正社員で時短勤務の転職は厳しい現実の後超え方や、正社員時短勤務転職の求人の探し方・面接のポイント・転職活動で採用されるコツを解説します。

働き方改革により働き方の多様性が広がる

毎日朝から夜まで、会社に出社して仕事をするという考え方が一般的でした。一部のスタートアップ企業やベンチャー企業では、フレックス制を導入してるケースもありますが、在宅勤務やリモートワークで仕事をしているのは、限られた一部の業種だけだったのではないでしょうか。

新型コロナウィルスが蔓延したことで、不要不急の外出が制限され、出社をして仕事をすることも控える時代に変化をしました。今まで、出社をするというのが当たり前の働き方が、オンラインを活用することで在宅勤務(リモートワーク)が可能になり、多様な働き方が選択できる時代になったのです。新型コロナウィルスが終息した後も、働き方の多様性を企業のアピールポイントとした求人も増えています。

ワーママが正社員で時短勤務転職は厳しい理由

とくに職場復帰後のワーママの場合、子どもが3歳を過ぎた頃、小学校入学前で小1の壁にぶち当たっているワーママが希望する働き方に、時短勤務があります。もちろん収入や安定した生活、将来を考えると正社員の座を死守したいと思いますよね。正社員で時短勤務転職が厳しいとされている代表的な理由をチェックしてみましょう。

  • 転職活動の時間を確保するのが難しい
  • 転職の希望条件が多い
  • 転職直後から時短勤務できる求人が少ない

忙しく転職活動の時間確保が難しい

時短勤務で仕事をしているワーママは、会社を出た瞬間、保育園のお迎えに間に合うか、夕飯の献立を考えたり、スーパーで買い物をしなければならない日もありますよね。時短勤務だから、フルタイムの人より早く退社ができ、時間に余裕があると思われがちですが、そんなことはありません。

仕事の後は、直ぐにママモードに切り替え、子どもの世話や家事をこなさないとなりません。転職活動には、どんな企業が求人を出しているのか、その企業についての情報収集が重要なポイントになります。

通勤時間や年収などの転職条件が多い

ワーママが転職をするなら、保育園の送迎のことを考えて、通勤時間をなるべく短くしたい、自宅や保育園からアクセスのよい勤務地を選びたいと思いますよね。通勤時間や通勤可能エリアを限定することで求人は必然的に少なくなります。

また、転職をするのなら、今の年収と同等か、可能なら年収アップをしたい、福利厚生が充実している会社に転職をしたいと考えるのは当然です。転職をする上で、条件が増えることで選択肢が狭まることもあります。

転職直後から時短勤務できる求人が少ない

育児介護休業法で、時短勤務ができるのは子どもが3歳になるまでと定められています。育児介護休業法により、3歳未満の子どもを養育している労働者が希望をすれば、時短勤務は可能ですが、時短勤務を働き方として希望をしても時短勤務が適用されない企業がほとんどです。それは、会社の規定・労使協定により、在籍一年未満の労働者の時短勤務は適用除外としているため、違法ではありません。

もちろん企業が働く女性・ワーママを大切な人だと考え、優秀な人材を確保するために働きやすい環境を整え、子どもが3歳になった後も時短勤務が可能としている企業もあります。

ワーママが正社員時短勤務転職で採用されるコツ

子育てと仕事で忙しいワーママでも、正社員雇用で時短勤務転職をすることはできます。正社員で時短勤務転職は厳しいとされていますが、書類選考や面接で、実際にどのような点に注意をすれば採用に繋がるのか、転職のコツをご紹介します。

アピールポイントを整理し強みを伝える

この人と一緒に働きたい。この人が入社をしたら会社の利益に繋がると、面接官に感じさせることが採用のコツです。そのためには、仕事に役立つ資格や専門知識、今までどのような仕事を経験してきたか、仕事を通して身に付いたスキルを整理することから始めましょう。

チームで業務を潤滑に進めるためにどのような点に気を付けたかなどのヒューマンスキルもアピールできるポイントです。また、時短勤務で仕事をしてきたワーママの場合は、限られた時間のなかでいかに高いパフォーマンスが発揮できるように工夫していたかも、強みになるでしょう。

転職後のキャリアプランを明確化する

時短勤務で転職をする理由がワークライフバランスだとしても、それを転職理由や志望動機にするのは、おすすめできません。あくまでも、仕事と子育てを両立し、どのように仕事をしていきたいか、どんな自分像を目指すのかが大切です。

転職1年後、子どもが小学校に入学する頃、小学校高学年になる頃など、子どもが成長するごとにワーママの時間の制限も緩やかになり、仕事ができる時間も業務の幅も広げることができるのでイメージしやすいでしょう。

自分のキャリアプランを明確にしておかないと、ワークライフバランスだけでは転職活動中に迷いが生じやすくなります。転職後のキャリアプランを持っておけば、面接の際にも自分の強みや熱意を伝えることもできるでしょう。

また転職活動の面接では、ワーママが描くキャリアプランをそのまま伝えるのではなく、企業が求める人材像をベースにキャリアプランを伝えるのが、採用に繋がるコツです。

絶対に譲れない条件は?転職条件の優先順位

転職条件で、時短勤務や保育園の送迎を考えた通勤時間など、時間に関する条件は絶対に譲れないというワーママは多くいます。また、転職するからには年収アップや、今よりも労働環境がよく福利厚生が充実している求人を探したいと思うこともあるでしょう。

求人は、企業のカラーが出ています。時短勤務・在宅勤務(リモートワーク)・フレックス制・有給消化率の高さ・ベビーシッターの補助制度など様々です。どれも魅力的ですが、すべてを転職条件に入れるのは、転職活動の妨げになります。

転職の希望条件が増えるほど、求人の選択肢は狭まります。絶対に譲れない転職条件と、可能であれば叶えたい転職条件など優先順位をつけましょう。

ワーママの転職はスピード感が命!

転職活動においてスピード感は大切です。転職を失敗させないために、じっくり転職活動をしたい気持ちもあるでしょう。しかし、転職活動中に求人を見て迷っている間に、他の人が採用され、応募をしようとしたときには求人の募集が終了していたということもよくあることです。

そして転職活動って、想像をしているより体力を削ります。転職活動が長引くほど、自分の描いたキャリアプランと転職条件を諦めなければならないと感じて転職を諦めてしまったり、希望と合わない企業に妥協して転職をしてしまうこともあります。

時短勤務転職はワーママ向け転職エージェントがおすすめ

転職をスピード感を持って効率的に進めるには、転職エージェントがおすすめです。正社員の求人情報は、求人サイト・ハローワークなどもありますが、本当に自分に向いている最適な仕事なのか、求人内容の正確さ、内部情報などを知ることは難しいでしょう。

転職エージェントは、転職キャリアコンサルタントがカウンセリングを行い、どのような仕事が向いているかを一緒に考えてアドバイスもしてくれます。転職エージェントは大きく、幅広い業種や職種、年齢層を対象とした総合型転職エージェントと、特定の業種や職種、利用者に特化した、特化型転職エージェントの2種類に分けられます。

mamacharmが運営しているワーママに特化した転職エージェントのmamacharmキャリア(ママチャームキャリア)では、ワーママの転職をスピード感を持ってサポートしています。

転職直後から時短勤務可能な求人がある

時短勤務は、1年以上在籍をしていることを労使協定に含めている企業が多く、入社直後から時短勤務が可能な求人は、少ないのが一般的だとされています。しかしワーママ特化型なの転職エージェントのmamacharmキャリアには、入社直後から時短勤務できる求人が多いのが特徴です。正社員で時短勤務転職を諦めかけていたワーママをサポートしています。

求人票だけでは、時短勤務と記載されていても、入社直後から時短勤務が可能かどうか不明な場合も多く、面接を受けた際に、入社直後から時短勤務ができないと知ったということも多くあります。そうなると応募から面接までの時間が無駄になってしまいますが、mamacharmキャリアなら、事前に入社直後から時短勤務が可能かどうか把握することができます。

在宅勤務・フレックス制を導入している求人

転職をし入社後から時短勤務を可能としている、柔軟な企業では、在宅勤務(リモートワーク)やフレックス制を導入しているケースもあります。基本的には、時短勤務で出社をし仕事をしていても、子どもの体調不良時には在宅勤務(リモートワーク)を認めているケースもあります。

また、mamacharmキャリアには、正社員の時短勤務で転職を考えていたけれど、在宅勤務(リモートワーク)やフレックス制を導入している企業であれば、フルタイムで仕事ができるというワーママもいます。柔軟な働き方ができる企業であれば、ワーママも時短勤務にこだわらず子育てと仕事を両立することもできます。

安定した正社員を諦めなくていい

自分が仕事を続けることで、子どもに寂しい思いや負担をかけたくないと思い、正社員を諦めてパート・アルバイト・派遣社員という働き方を考えるワーママもいます。たしかに、ワーママが正社員で仕事を続けることがきついと感じるときは多いでしょう。

正社員というポジションを手放せば、時間にゆとりが生まれますが、社会的信用や収入が不安定になる、子育てが落ち着いてきた頃に、再び正社員として就職をしたいと思っても厳しいこともあります。正社員のポジションを諦めるのは、最終手段としましょう。

子育ての理解が得やすい安心感

mamacharキャリアには、ワーママが仕事を続けやすい柔軟な働き化がができる正社員の求人が多くありますが、それはワーママや子育てに理解がある未来に明るい企業が多く集まっているということです。ワーママにとって、子育てに対して理解を得やすい職場環境は、大きな安心感になるでしょう。

転職条件を確認や交渉してもらえる

転職活動で転職条件は重要です。とくに勤務時間や年収などは面接時に深堀できず、入社後に、自分の転職条件と大幅にズレていたという経験がある人もいるでしょう。

企業に直接聞きにくいことを、本人に代わってmamacharmキャリアの転職コンサルタントが確認します。勤務時間や残業の有無だけでなく、時短勤務であっても今までの年収を軸に年収の交渉することも。

時短勤務希望ならではの書類選考や面接のコツを知れる

転職活動で苦戦しているワーママのなかには、志望動機や自己PRの書き方がマイナス要素になっていることもあります。正社員で時短勤務ができるから・通勤時間が短いから・福利厚生が充実していて魅力を感じたから。素直な気持ちであっても、そのまま企業に伝えるわけにはいきませんよね。

mamacharキャリアでは、時短勤務を希望している理由・転職後のキャリアプランを企業の求める人材像を踏まえた上で、どのような自己アピールをするといいかアドバイスをしています。また、よくある面接の質問例などのご相談もお受けしています。

正社員時短勤務の転職でキャリアアップ

mamacharmキャリアでは社員の時短勤務転職や、在宅勤務(リモートワーク)・フレックス制などワーママの希望に応じた働き方の転職をサポートしています。育休中に職場復帰をすることに対して不安を抱えている、子どもが3歳を迎え時短勤務ができなくなり正社員で仕事を続けることに限界を感じている、小1の壁で退職を考えているワーママからのご相談をいただいています。

時短勤務でも、キャリアアップを目指したいワーママのサポートもしています。正社員の時短勤務転職が厳しいと諦める前にmamacharmキャリアにご相談ください。