ワーママが育休明けに転職を考えた理由やきっかけは?転職に最適な時期

2024.08.30 2024.11.14

産後の育休中に転職を考えている女性が、育休明けに転職が頭をよぎるときは、仕事と家庭の両立を考えたときではないでしょうか。

ワーママが転職を成功させるためには、転職をする理由を明確にし、転職エージェントを活用し計画的に転職活動を進めること、転職に適した時期を逃さないことが大切です。

ワーママが転職を考えた理由やきっかけ

  • 仕事と家庭・育児が想像にはるかに大変
  • 時短勤務ができない、終了期限が近づいた
  • 残業時間や休日出勤がある
  • 時短勤務に見合わない膨大な業務量
  • キャリアの配置転換を強いられた
  • マミートラックにより昇給・昇格が遠のいた

仕事と家庭・育児が想像にはるかに大変

育児を経験したことのある人なら、仕事と家庭の両立の難しさ、大変さは、よく分かりますよね。子どもが小さな頃は、夜泣きがあるので、仕事でくたくたになり帰宅をし、家事や翌日の用意を済ませてやっと寝れると思っても、夜泣きで眠れず、疲労が残ったまま翌日を迎えることも。

子どもの成長はとても嬉しいことですが、2歳頃にはイヤイヤ期といわれるママを困らせる時期もきます。次第に、子どもも可愛い赤ちゃんから、幼児になり、自我が芽生え子ども本人の意思をしっかりと持ち自己主張も始まります。

子どもは自分の気持ちをまだまだ上手に伝えられないため、泣いたり、時には床にひっくり返って泣きじゃくったり。仕事から疲れて帰宅してるのだから、困らせないで!と思うこともあるでしょう。

保育園や幼稚園でのお友達との関係や、子どもの性格など子どもに関する悩みや心配は尽きませんよね。また、育児だけでなく、家事も毎日のことです。家事は、料理・洗濯・掃除だけでなく名もない家事が多くあります。

育休明けからの職場復帰は、ママが想像していた以上に大変で、仕事を続けられるか悩み、転職を考える大きな理由になります。ワーママが仕事を続けるためには、夫やパートナー、家族の協力が必要不可欠ですし、ワーママが仕事を続けられる制度の整った職場環境が大切です。

時短勤務ができない・終了期限が近づいた

育休明けに仕事を続けるには、時短勤務が可能かどうかが大きなポイントです。時短勤務期間中だったからどうにか、仕事と育児、家庭の両立ができていても、時短勤務の期限が終わり、フルタイムになったら、ちゃんと家庭との両立ができるのか不安になり、転職考えるきっかけになるワーママも多くいます。

育児・介護法23条

    事業主は、3歳未満の子を養育する従業員について、従業員が希望すれば利用できる短時間勤務制度を設けなければなりません。短時間勤務制度は、1日の所定労働時間を原則として6時間(5時間45分から6時間まで)とする措置を含むものとしなければなりません。

時短勤務は子どもが3歳になるまで

    要件を満たす労働者が時短勤務を請求した場合、どの会社も時短勤務に応じなければなりません。しかし、子どもが3歳を過ぎた後は、会社が時短勤務を認めるかは努力義務になるため、3歳以降の時短勤務ができなくなる可能性が大いにあります。

企業によっては、子どもが小学生になるまで・小学校卒業まで時短勤務を認めているケースもあります。時短勤務の期間は会社によって異なるので、育休明け後に職場復帰をしても、子どもが3歳を迎える前に、時短勤務の延長ができる会社への転職を選ぶワーママも増えています。



残業時間や休日出勤がある

ワーママが残業や休日出勤ををするのは、現実的に厳しいと感じます。子どもが保育園に通っていても、お迎えの時間は決まっていますし、休日出勤の際に子どもの預け先を確保しなければなりません。

長時間の残業ができない。休日出勤が難しいということに関して理解のない職場だと、残業や休日出勤を断らなくてはならない罪悪感でママの心も疲れてしまいますよね。ワーママが転職する際に、残業の有無やみなし残業(固定残業)の時間数の確認も重要です。

時短勤務に見合わない膨大な業務量

育休取得前から在籍していた会社の場合でありがちなのが、時短勤務でありながらフルタイム時と同等な業務量です。育休前からのママの仕事に対する能力を評価して、業務を任せてもらえるのはくれているのは嬉しいことですが、冷静に考えて、勤務時間が短くなれば、対応できる業務量は比例して減ります。

時短勤務だけでなく、勤務時間数に応じた業務量を調整してもらえる会社でないと、業務を時間内に終わらせられない人、タスク管理ができない人と誤解されてしまいますし、膨大な業務量に不満を感じることになってしまいます。

時短勤務で、フルタイム同等の仕事を熟すのはとても大変なことです。職場復帰後に、勤務時間の長さと行量のミスマッチから転職を考えるきっかけにもなります。

キャリアの配置転換を強いられた

育休前に仕事に対してやりがいを感じていた女性で、復職後の配置転換がきっかけで転職を考えるワーママも。例えばやりがいを感じていた営業職から、バックオフィスへの配置転換です。

勤務の調整をしやすいという会社側の配慮だとしても、どうして配置転換をされたのだろう、もっと仕事をしたい、もっと輝きたいのに、自分の能力が認められていない、と悩む女性もいます。

仕事に対するモチベーションが下がってしまい、自分が描いている働く女性・ワーママ像から離れることが会社に対する不満となり、新天地を求めるために転職考えるきっかけになります。

マミートラックにより昇給・昇格が遠のいた

マミートラックという言葉をご存じでしょうか。責任のない仕事しかさせてもらえない、単純作業しか与えられないことです。

女性が出産をしたら、育児と家庭の両立が大変だという会社側の配慮もありますが、ワーママは時間の融通が利かない、責任のある仕事は任せられないという、悪しき古い考え方により、ワーママの昇給・昇格のチャンスが奪われることもゼロではないでしょう。

バリキャリとまではいかなくても、昇格・昇進を目指していた女性からすると、マミートラックは、やりがいを搾取されたと感じてしまい転職理由に挙げている女性もいます。


ワーママの転職に最適な時期はいつ?注意点は?

ワーママの転職は、育休中でも職場復帰後でも可能ですが、転職の意思が固まっているのであれば、育休中に転職情報を集め、育休明けで保育園が決まった後が、転職に最適な時期です。

保育園の入園が決定しているのが大原則

ワーママが仕事中に同居家族や親せきが子どもを見てくれるケースは、現代では、とても少なくなってきました。ママが安心して仕事に集中できるためにも、ワーママの転職・本格的な転職活動は、保育園の入園が決まってからがおすすめです。

保育園によっては、育休後に同じ会社に職場復帰をすることを入園条件にしている場合もあります。育休明けに職場復帰をせず、転職すると入園資格が取り消されてしますことも。転職・転職活動を始める際には、しっかりと保育園の入園条件を園と自治体に確認することをおすすめします。


育休明け復職後すぐに転職

育休が明けて、復職後すぐの転職をしたい場合は、一般的な転職活動の目安といわれている2~3か月プラス引継ぎの期間を要することを想定しておきましょう。

復職後すぐに、退社・転職先に就職することを伝えると、育児休業給付金が全額受給できなくなるリスクがあるので、復職後すぐに転職するなら、職場復帰後1ヶ月程度経過してから、退社を伝えるのがおすすめです。

復職して半年程度経過してから転職

復職し半年程度を過ぎると、子どもも、保育園での生活に慣れてくる頃です。保育園入園後は、慣れない環境に浸かれて不安定になっていたり、体調を崩しやすいこともありますが、生活リズムも整ってきます。
また、ママも有給休暇も取得できるので、子どもを保育園に預けている間に面接を受けることもできます。

復職から1年以上経過しいた方がいい?

復職後1年以上経過していれば、保活問題もなく、保育園難民になるリスクもありません。育休から復職せずの転職や、復職後1年以内の転職に対して、マイナスなイメージを持たれることもありますが、復職後1年在籍したのだから、転職しても周囲から反感を買うことも考えにくいでしょう。

しかし、ワーママが転職を考えるきっかけや理由は、生活と密接しており、辛い状況で1年も我慢をし、不安やストレスを抱えている状態がよいとは、考えにくいでしょう。

ワーママの転職は難しい?理由は?

育児中の女性の転職が難しいといわれているのは、ワーママの働き方の制限と、育児・家事・仕事との両立の大変さが理由です。しかし、働き方の自由度が高く、ワーママに理解のある会社なら話は変わります。

女性をキャリアを宝と考えて、ワーママが働きやすい環境を整えている会社も増えています。子育て中の女性・ワーママに理解がある、制度や福利厚生が整っている会社というと、大企業のイメージがありますが、スタートアップ企業やベンチャー企業ならではの、企業理念の新しさや柔軟さもあり、ワーママが活躍する転職先は増えています。

時短勤務・在宅勤務・フレックスタイム制で解決

子どもが3歳になるまでの時短勤務だけでなく、ポイントワーママを求めている会社では、時短勤務の延長にも柔軟な制度を取り入れているケースも。小学校入学までの時短勤務延長や、小1・小4の壁まで対応でき長く安心して働けるよう、小学校卒業まで、時短勤務の延長が可能か会社もあります。

また、子どもの急な発熱など、突発的な問題に対しても、必要に応じて在宅勤務を選択出来たり、週に数回の出社と在宅勤務というスタイルの会社の求人もあります。フレックスタイム制を導入している会社であれば、保育園の送迎が調節しやすかったり、授業参観や子どもの行事を優先した計画を立てられるメリットもあります。


ワーママ転職は賢く転職エージェントがおすすめ

転職活動で大切なことは、自分の希望と会社の求める人材がマッチしていることです。求人情報を見ていても、実際にその会社がどのような会社かを知ることは難しいですよね。特に働き方に制限がある、子育て中の女性やワーママは不安も大きくなるでしょう。

正社員で転職をしたいけれど、子どもが小さいから時短勤務をしたい。残業はなるべく避けたいが、自分のキャリアも逃したくない。この気持ちは、わがままなのかと葛藤するワーママも多いでしょう。

ワーママに理解があり働きやすい会社、ワーママのキャリアを積むことができる会社に転職したいなら転職エージェントの活用がおすすめです。

育休明けの職場復帰に不安を感じたり、職場復帰後に転職を考えたら、転職エージェントに登録するのがおすすめです。忙しい子育て中の女性の代わりに、転職のプロが求人情報を提供してくれます。


mamacharmキャリアはワーママ転職エージェントのプロ

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