子供との時間を増やしたいワーママ転職のポイントとNGな転職理由

2024.08.30 2024.11.08

子育てと仕事の両立で、慌ただしく過ぎていく毎日。子供のふとした一言や表情を目の当たりにして、もっと子供との時間を増やしたいと感じているワーママは多くいます。

時間にも気持ちにも余裕を持てないことから、正社員を辞めてパートで働こうかと悩むワーママもいるでしょう。子供との時間を増やすために転職を考えているワーママのために、働き方や、転職の注意点やポイントをご紹介します。

子供との時間を増やしたいと思うのはどんなとき?

子供は無条件で愛おしく大切な存在ですよね。しかし、仕事をするワーママとしての自分のキャリアも大切なこと。そして、仕事をすることで収入が増えることは、子供の将来の選択肢を広げることにもなります。

けれど、仕事をしていなければ、もっと子供との時間が持てるのに・・・と罪悪感を感じる瞬間もあるでしょう。子供との時間を増やしたいとワーママが思う代表的な例をご紹介します。

子供が体調不良のとき

子供が体調が悪いときは、そばにいてあげたいですよね。ワーママのなかには仕事が休めず、両親・義両親にお願いする人も多いと思います。また、身近に子供の看病を頼めず病床保育に預ける人もいるでしょう。

仕事が休めない、仕事に行かないといけないとなると、胸が張り裂けそうになりますよね。子供の体調が落ち着いても、せめてもう一日くらいそばにいて安心させてあげたいと考えたり。そんな時に、子供の体調不良のときに仕事が休みやすい環境の会社に転職したい・仕事を辞めて子どもとの時間を増やしたいと悩むワーママは多くいます。

子供の環境が変わったとき

保育園に入園し慣らし保育期間が過ぎても、保育園での日々の出来事に子供は敏感です。初めての集団生活に慣れるまで時間が掛かります。

小学校へ入学した場合でも、保育園とはまったく異なる環境に戸惑う子供は多くいます。朝は朝食、子供の身支度を急いで済ませ送り出し、帰宅後にゆっくり子供の話を聞いてあげれないとなると、子供の心のケアが気になるワーママもいるでしょう。

ママ自身に余裕がなくイライラ怒りっぽいとき

毎日、育児・家事・仕事に追われ、気持ちも体力も限界に達して、イライラしてしまうことってありますよね。怒るほどでもない子供の言動に対して怒ってしまったり、やさしく諭せばいいことに対してもついキツイ言葉になってしまう日もあります。

ワーママ自身に余裕がなく、こんなにイライラしたり怒りっぽくなっていては、子供にも悪影響が出てしまうと考え、子供との時間を増やしたいと強く思うでしょう。

時短勤務期間が終了したとき

ほとんどの企業では、時短勤務期間は子供が3歳を迎えるまでとしています。時短勤務ができていても、ママの体は一つしかないので、ギリギリでこなしていることも、時短勤務期間が終了しフルタイム勤務になることで、さらに毎日の生活が厳しくなります。

時短勤務期間中だったからどうにか子供との時間を毎日作れていたけれど、いざフルタイム勤務になり、時間の足りなさ、ワーママの余裕のなさから、子供との時間がなく、このままではいけないと感じることもありますよね。

残業が続くとき

普段残業がなくても、繁忙期などで残業が続くと子供に寂しい思いをさせていると申し訳なく思いますよね。家族や身近な人のサポートがあれば少しは安心できますが、そうでない場合は、保育園のお迎え時間に間に合わなと焦って残業をしたり、家できちんとお留守番ができているか、夕飯の時間が遅くなることで空腹でいるのではないかと、心配になります。

職場の人のなかには、子供が3歳過ぎれば大丈夫・保育園に預けているから安心だ・小学生になれば留守番なんてできるはず。そんな考え方の人がいるとなおさら、ワーママだからと残業を断るわけにもいかず、会社内での立場と子供への気持ちに押し潰されそうにもなります。

休日出勤や夜勤などレギュラーな勤務のとき

やっと子供とゆっくり過ごせる週末が休日出勤になってしまったり、業種によっては夜勤のシフトが入ることもあります。パパが家にいるから安心して仕事に行けたとしても、普段子供と過ごす時間が少ないことから、休日は子供とテーブルを囲んで食事をする、公園で遊ぶ、一緒にゆっくりお風呂に入る、寝かしつけの絵本も1冊とはいわず、眠りにつくまで何冊でも読んであげたい。ワーママが、休日や夜は一緒に過ごしたいと思うのは当然のことです。



子供との時間を増やすために転職はわがまま?

子供との時間が不足していると感じ、正社員の仕事を辞めようと考えるワーママは、一度考え直してみてください。子供と過ごす時間は何よりもかけがえのないものです。中学生や高校生になると部活や塾に忙しくなったり、交友関係も広がり、親子で過ごす時間は必然的に減っていきます。

子供との時間を増やすために仕事を辞めることも一つの方法ですが、子育てがひと段落し、いざ再就職をしようと思っても、現実は厳しいのです。パートや派遣社員なら可能かもしれませんが、安定した正社員雇用で再就職は高い壁になるでしょう。

子供が大きくなるにつれ、教育費も増え、住宅購入など大きな予定もあるでしょう。安定した収入を得るには正社員で働くことがおすすめです。また、ワーママが社会に出て仕事をすることで得られるやりがいというのも生きていく上で、とても重要です。

仕事を辞めるのであれば、子供との時間を増やせる・育児に理解のある企業に転職をするのもおすすめです。ワーママも貴重な人材と考え率先して雇用をしたいと考えている企業も、実は存在しています。

子供との時間を増やすために転職をするのは、決してわがままではありません。今の会社よりワーママや子育てに理解のある会社があるのであれば、より良い条件で働きたいと思うのは自然なことです。

子供のいるワーママの転職は厳しい?

未婚の単身者や既婚者でも子供のいない人の方が、勤務時間が柔軟だと考えられることは事実です。また、古い社風の企業では、ワーママに対する理解が乏しいことも。

求人票では、時短勤務が可能とかいてあっても実際には、入社1年以上経過していないと認められていないケースがほとんどです。面接では、ワーママが働きやすいと感じても実際に転職してみないと職場の雰囲気や子育てに対する理解度は、分かりません。

また、面接で子育てにおいてどこまで融通が利くのか、根掘り葉掘り聞くこともできないため、転職後に後悔をすることもあります。転職エージェントを利用することで、転職サイトや求人表では分からない部分を事前に知ることはできますが、ワーママには、ワーママに特化した働くママ向けの転職エージェントの利用をおすすめします。

ワーママ向けの転職エージェントには、ワーママと子育てに理解のある企業からの求人がメインで集まっているので、ワーママが子供との時間を増やせる会社に転職する近道になるといえます。

子供との時間を増やせる働き方を選ぶポイント

子供との時間を増やすためにワーママが転職をする場合、働き方が重要なポイントになります。どのような働き方なら納得のいく転職になるのかチェックしてみましょう。

通勤時間は短い方が断然おすすめ

保育園の送迎がある場合、通勤時間が短い方が負担が少なくなります。小学校に入学後も学校行事や体調不良で早退することもあります。通勤時間が短いほど移動距離も短くなるので、毎日の負担が軽減されます。

転職直後から時短勤務が可能

とくに子供が3歳を迎えることで時短勤務期間の終了が近づいてきたワーママや、小1の壁に悩んでいるワーママにとって、どのように子供の生活リズムを乱さずうまく生活と仕事を両立させようか悩んでいる人も多いですよね。

ほとんどの企業で時短勤務を子どもが3歳を迎えるまでと定め、対象は、在籍1年以上としています。しかし、転職直後から時短勤務が可能、時短勤務期間を子供が3歳になるまでと定めていない企業もあります。このようなワーママにとって嬉しい働き方ができる求人は、ワーママに特化した転職エージェントに集まっている傾向にあります。

在宅・リモート勤務が可能

在宅勤務・リモートであれば、通勤時間がないため、保育園の送迎にも朝の慌ただしい時間にも余裕が持てます。また休憩時間中に家事をすることもできるので、子供が帰宅した後の時間も有効に使えます。また通勤時間がないことから時短勤務ではなく、フルタイム勤務ができるので、仕事に対するやりがいや収入アップも見込むことができます。

通常は出勤するスタイルであっても、子供が体調不良の場合や休園・休校時に、在宅勤務・リモート勤務が可能であれば、仕事を休まなくて済みますし、子供の預け先に困ることも減るでしょう。

フレックス制を導入する企業も増加

時短勤務は子供が3歳を迎えるまでと定めている企業のなかには、フレックス制を導入するケースも増加傾向にあります。時短勤務となると子供がいるママ・パパ(子供を養育している人)に限られることから、不公平さを感じる人も少なくありません。

フレックス制の場合、子供がいない従業員も対象になるため、公平さと仕事とプライベートの時間のバランスがとりやすくなり、従業員全体の充実感が上がります。フレックス制を導入している企業であれば、子供との時間を増やしながら、ワーママのキャリアも積み上げられるメリットもあります。

転職理由で「子供との時間を増やしたい」はNG

転職活動をしていると面接で必ず、転職理由を質問されます。子供との時間を増やしたい・仕事は続けたいけれど子供を優先した生活を送りたい。というのは、本音であっても転職活動中に素直に伝えるのはNGです。

ストレートに伝えてしまうと、「うちの会社ではなくても働きやすいならどこでもいい」と受け取られ兼ねません。ワーママや子育てに理解がある企業だとしても、心証は悪いでしょう。

子供との時間を増やしたい、子供を優先したいという気持ちがワーママの転職理由であっても、その会社を志望した動機に繋がる、企業理念や、その会社に転職後どういったことをしたいのか、自分が持っている資格や経験・強みは何か、どんなビジョンを描いたのかなど、前向きな転職理由をスムーズに伝えられるように準備をしておきましょう。また、転職理由と志望動機に一貫性があることが重要ポイントです。




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mamacharmが運営する、ワーママ向けの転職エージェントmamacharmキャリア(ママチャームキャリア)では、面接で聞かれそうな質問とその回答例をアドバイスいたします。もちろん転職理由・志望動機についてもあなたらしさを踏まえた視点でのアドバイスも。

また、本当に時短勤務や在宅ができるのか、残業の有無や福利厚生など、面接でワーママ本人が深く質問し辛いことは、あなたに代わってmamacharmキャリアのキャリアアドバイザーが企業に確認します。

育休明けの職場復帰を前に転職を考えているママ、今の働き方では子供との時間が持てないと不安を抱えているママ、子供との時間を増やし自分のキャリアアップもしたいママの転職をサポートします。

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