つわり(妊娠悪阻)はいつからいつまで?どんな感じ?症状や対処法は?

2023.09.06 2024.02.27

月経が遅れ、つわりの気持ち悪さから妊娠に気づく女性もいます。安定期頃になると、つわりが落ち着くといわれていますが、つわりの吐き気や気持ち悪さに悩まれているママにとっては、いつまでつわりが続くのか、辛いつわりの対処法はないか、気になりますよね。

妊娠初期にママを悩ませるつわりについて、つわりの症状やいつまで続くのか、つわりの対処法についてご紹介します。ぜひパートナーやご家族と一緒に読んでくださいね。

つわりが始まるのはいつから?

つわりが始まるのは、一般的には、妊娠5~6週目あたりから始まります。
早ければ妊娠4週目頃からといわれています。
月経がいつもより遅れているかなと思った頃から、つわりの不快な症状を感じ妊娠に気づく人もいるでしょう。

つわりには個人差がありますので、妊娠5週目に入っても、つわりの症状がなくても大丈夫です。心配なこと、不安なことなどがあれば医師に相談しましょう。

どんなふうにつわりが始まる?

つわりの始まり方として、暴飲暴食をしていないのに胃がムカムカする、なんだか気持ち悪い、今まで気にならなかった匂いに敏感になった。という代表的な症状があります。

つわりのピークは?いつまで続くの?

つわりが最も辛いピークは、妊娠8~10週目というママが多いようです。つわりは安定期に入ると落ち着いてくケースが多いといわれていますが、つわりが始まる次期に個人差があるように、つわりの続く期間にも差があります。

妊娠10週目頃につわりが終わるママもいれば、妊娠後期まで続くママもいますし、つわりの症状をまったく経験しなかったというママもいます。

つわりが起こる原因は?

妊娠をするとつわりが起きるのは、どうしてでしょうか。つわりの原因のすべてが解明されているわけではありませんが、ホルモンバランスの変化が大きいと考えられています。

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌

妊娠をすると胎盤の絨毯からhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されます。そのhcgが、脳幹と小脳の間に存在する第4脳質底にある嘔吐中枢を刺激することで、吐き気などのつわりの不快な症状が起こるとされています。

プロゲステロンの増加

妊娠により、女性ホルモンの一つであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が増加することが吐き気の原因にもなります。

自律神経の失調

妊娠の影響で、ホルモンバランスが変化することで、自律神経が失調するとも考えられています。

ビタミンや栄養不足

妊娠中は、ビタミンや必要な栄養素が不足しやすくなり、代謝や血糖値などに影響を与えています。

母体の反応

お腹のなかの赤ちゃんを母体が異物としてアレルギー反応を起こしているといわれています。

つわりと赤ちゃんの発育は関係がある?

つわりの症状はつらいけれど、お腹の赤ちゃんが育っている証拠。といわれますが、つわりで気持ち悪くてきちんと食事が摂れないと、赤ちゃんが育たないのではないか心配になることもあるでしょう。

しかし、この時期の赤ちゃんは、それほど多くの栄養を必要としてないので、つわりで辛い時期は、無理をして食事を摂る必要はありません。ママの体調に合わせて、食べられるものを無理のない範囲で食べるようにるといいでしょう。

つわりに個人差がある理由

妊娠をしてもまったくつわりを経験したことがないママもいれば、つわりが辛くて涙がでてしまったというママもいます。また、第一子を妊娠したときは、吐き気や嘔吐のつわり症状に悩まされたけれど、第二子を妊娠したときは、空腹になると気持ち悪くなる食べつわりだったので、よく食べて過ごしていた。など、兄弟でもつわりの症状や程度は異なります。

つわりが起こる原因は、ホルモンバランスの変化だけでなく、生活環境も影響すると考えられています。

つわりの代表的な症状とおすすめの対処法

つわりでよくみられる症状について触れていきましょう。つわりが始まった頃に、胃のむかつき、なんだか気持ちが悪い、周囲の匂いに敏感になった。などを感じるママが多いでしょう。

次第につわりが辛く、ピーク期には、強い吐き気、嘔吐、食欲不振などが現れることも。イライラしたり、急に不安になるなど気分の変調、頭痛、味の嗜好の変化なども挙げられます。
人によって、つわりの症状が異なるので、代表的なつわりの症状を解説します。

常に吐き気がする吐きつわり

吐きつわりは、胃のムカムカや胃もたれ、吐き気、嘔吐などの症状で、常に吐き気に襲われていたり、食べ物や飲み物を口にすると嘔吐してしまう状態です。
吐くのを我慢していると余計に気分が悪くなりやすいため、吐くのを我慢しないようにしましょう。

吐きつわりの対処法

    吐きつわりで嘔吐が続くことにより脱水症状が、起こることもあります。脱水症状を防ぐためにスポーツドリンクで水分を補給する、塩分を摂取することも大切です。
    食事は、水分を多く含み口触りがよく消化のしやすい、ゼリー、アイス、豆腐、お粥などがおすすめです。お腹の赤ちゃんの発育のために!と無して食事を摂るのではなく、食べたいと思ったタイミングに食べられるものを優先しましょう。

空腹が辛い食べつわり

空腹を感じると気持ちが悪くなる食べつわりは、食べ物を胃に入れて空腹を回避することで、気持ち悪さが軽くなるといわれています。そのため、常に何かを食べている状態になりやすい傾向があります。

食べつわりの対処法

    過度な体重増加は妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、妊娠糖尿病のリスクを上げることになるので、カロリーの低い食べ物を選ぶのがおすすめです。
    起床時に空腹で気持ちが悪くなる場合は、手軽に口に入れられるクラッカーなどを枕元に数枚用意しておくのもおすすめです。また、食事の際は、一食で多く食べるのではなく、少量の食事の回数を増やし、分けて食事を摂るようにするといいでしょう。

においに敏感になるにおいつわり

においつわり妊娠前は気にならなかったにおいに対して敏感になるタイプのつわりです。妊娠前は好んでいた洗剤、シャンプー、化粧品などの特定のにおいに対して敏感になったり、白米が炊けるにおいなどの料理の匂い、なかにはパートナーの匂いに対しても敏感になってしまうママもいるようです。
控えめな香り、優しい香りのアイテムを選ぶといいでしょう。

においつわりの対処法

    家の中の不快なにおいの例として、タバコ、生ごみ、化粧品、シャンプー、洗剤、芳香剤などが挙げ得られます。ゴミの処理を家族に任せる、家のは中は禁煙にする、無香料や香りのやさしい物を選ぶようにしましょう。

強い眠気の眠りつわり

体がだるく重たく感じる、常に強い眠気を感じる眠りつわりは、十分に睡眠時間を確保していても、自律神経のバランスが乱れることで、眠くなってしまう症状です。また、眠気だけでなく、頭痛、倦怠感、イライラするなどの気分の変化がある場合も。
眠気の症状が現れたときは、無理をせずに体を休ませることが大切です。

眠りつわりの対処法

    仕事中など眠いけれど寝てはいけない状況では、眠気の症状が現れてもその場で休めないこともありますよね。周囲の理解を求めると同時に、冷たい水で顔や手お洗う、会話をするなど、交感神経を優位に立たせる、自分なりの眠気を抑える方法を見つけるのがポイントです。

唾液を飲み込めないよだれつわり

自分の唾液を飲み込めず、口腔内に溜まり、不快感から吐き出すのが続くよだれつわりは、吐き気を感じたり嘔吐をすることもあります。嘔吐をすると脱水しやすくなるので、積極的に水分を摂取をしましょう。

よだれつわりの対処法

    口によだれを溜めずに、吐き出す、口をすすぐのがいいでしょう。外出など、よだれをなかなか吐き出せないような場合は、清涼感のあるアメヤガムなどで口腔内をスッキリさせるのもおすすめです。

つわりを悪化させないためにできることは?

辛いつわりで、毎日が思うように過ごせないこともあるでしょう。気持ちが悪くて食べられないと、赤ちゃんの栄養が心配になるかも知れませんが、多少であれば赤ちゃんに影響はないと考えられています。

ママの体調を優先して、食べられるときに、食べられるものを口にしましょう。ママがストレスを感じることもつわりを悪化させる原因にもなります。うまく気分転換をしながらゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

積極的に水分を摂取する

吐き気や嘔吐で、脱水症状を起こすことがないよう、注意が必要です。 唇や皮膚が乾燥している、口の中が乾いている、排尿の回数や量が減ったと感じたら注意です。
スポーツドリンクや経口補水液で水分と塩分を補給しましょう。炭酸水やレモンやグレープフルーツなどの酸味のある飲み物も水分補給と爽快感が得られるのでおすすめです。
※飲料水に含まれる糖分に注意し、カフェインは避けましょう。

  

サプリメントを活用する

つわりの症状により、食事でとれない栄養素をサプリで補うのも一つの方法です。妊娠中にサプリメントを摂取する場合は、摂取前に必ずかかりつけ医に相談しましょう。

ストレスを溜めたり無理をしない

疲労や精神的なストレスは、つわりの症状を悪化させる原因になるとされています。パートナーや職場の人など、周囲の協力を得ながら無理をせず、過ごしましょう。

  • 家事を分担制にする。
  • お惣菜やデリバリーを活用する。
  • 時短勤務や時差通勤を相談する。

つわりの症状で病院へ行ったほうがいいケース

つわりの症状に対して治療が必要となることは、ほとんどありませんが、あまりにもつわりの症状がひどく日常生活に支障が出ている場合は、妊娠悪阻(にんにんおそ)を発症しているケースもあります。
かかりつけの産院・クリニックを受診しましょう。

妊娠悪阻とは?

つわりの症状が重症化し、頻繁な嘔吐、著しい食欲不振により脱水症状、栄養代謝障害が起きていることを妊娠悪阻としています。

妊娠悪阻の目安

    1つでも当てはまる場合は、受診をおすすめします。
  • 口から水分や食事が摂れない。
  • 一日に3回以上頻繁に嘔吐をしている。
  • 妊娠前の体重と比較して3kg以上or5%以上減っている。
  • 排尿の回数、量が減った。
  • 頭痛やめまいを感じる。

悪阻悪阻は、妊婦全体の0.5%前後が発症しているようで、通院や入院による点滴での措置が必要になることもあります。

無理をしないで。パートナーや家族・職場の協力が大切

妊娠をしてつわりを経験する妊婦さんは多くいます。つわりの症状、始まる次期、いつまでつわりが続くか、どれだけ辛いかなど、個人差がありますが、妊娠前と比べて日常生活に影響があることは確かです。

パートナーや家族、職場に理解を深めてもらい、協力を得ることが大切です。頑張り過ぎないで、無理をせずにママの体調を優先しましょう。








 

コラム一覧

赤ちゃんの
可愛い動画をお届け

妊娠中・子育てに役立つ情報を
毎日配信中!

今ならLINE登録で
クーポン配布中!