ママの出産入院準備リスト!あって良かった物は?いつまでに用意する?
2024.12.05 2024.12.18
出産予定日までに万全に準備しておきたいのが、入院準備です。妊娠後期になると、胎動も、より活発になり、出産を意識し始めるママも多いでしょう。
とくに出産が初めてのママやパパは、出産の入院準備に何が必要か、いつまでに用意をするか疑問も多いですよね。出産のための入院準備についてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
出産の入院準備はいつする?36週までに
出産のための入院準備は、妊娠後期(妊娠8ヶ月/28週)頃から始めましょう。妊娠8ヶ月で出産準備を始めるのは、まだ早いと思うママもいるかも知れませんが、妊娠9ヶ月(32~35週)頃になると、今までの安定期と比較して、体にしんどさを感じるママが多くいます。
赤ちゃんがより成長してお腹も大きくなるので、腰痛やお腹の張りを感じやすくなったり、胃が圧迫されることで胸やけや息苦しさ、尿漏れ、浮腫みなどを感じるようになります。また、予定日前であっても陣痛が始まる、破水が起こる、出血などが起こる可能性もあり、その場合は入院をすることにもあります。
出産予定日ぴったりとはならないケースが多いのが出産です。急な出産で慌てないためにも、早めに入院準備をしておき、直ぐに持ち出せる場所に用意しておきましょう。
出産をする産院やクリニックによって、入院時に用意をする物は異なります。入院セット・お産セットと呼ばれる、出産の入院で必要な消耗品が用意されていたり、なかには、母子手帳や保険証などの必要書類以外は用意しなくても済むよう、手ぶらで出産の入院ができる施設も増えてきています。産院・クリニックで用意がされていれば、無駄な出費が抑えられ、入院時の荷物が少なくなるのも嬉しい点ですね。
出産の入院期間の目安はどのくらい?
出産の入院期間は、ママの体調や産院・病院によって異なります。予定より早く退院できることも、長引くこともあります。目安として考えておきましょう。
出産の入院準備で必要な物リスト
妊娠後期になると、病院や産院で、出産の入院時に必要な物リストを渡されます。基本的には、そのリストを基準に入院準備を進めましょう。
入院準備の荷物は、貴重品バッグ・ママの入院時に必要な物・赤ちゃんの退院時に必要な物の3つに分類しておくのがおすすめです。赤ちゃんのオムツ・肌着・おしりふき・哺乳瓶などは、事前に産院・クリニックに確認し、必要な物を準備しておきましょう。
貴重品バッグリスト
貴重品バッグには、手続きに必要な物や貴重品を準備します。急な入院でも慌てない様に、肌身離せず持ち歩けるショルダーバッグがおすすめです。
出産費用の清算は退院時に行うので、交通費・飲み物を買うお金程度の必要最低限でOKです。また、何かあったときのためにパパや実家などの緊急連絡先一覧リストを作成しおくと安心です。バースプランは、先に産院・クリニックに提出しているケースが多いようです。
- 母子健康手帳
- 健康保険証(必要に応じてマイナンバーカード)
- 印鑑(シャチハタ不可)
- 病院・産院の診察券
- お金(必要最低限)
- マスク
- 出産届などの必要書類
- 筆記用具
- 緊急連絡先一覧リスト
出産入院準備でマストな必需品リスト
- マタニティパジャマ:2~3枚
- 羽織りもの:1枚
- 靴下:2~3足
- 授乳ブラ(マタニティブラ)3枚
- 母乳パッド
- 産褥ショーツ・産褥パッド
- タオル類 3~4枚
- ガーゼ
- 入浴・洗顔・歯ブラシセット
- スキンケア化粧品
- ビニール袋
- スリッパ
- マグカップ・お箸
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 眼鏡
- 洗濯洗剤
産後の授乳や診察時のことを考えて、前開きタイプを選びましょう。また、下にズボンを履かなくていい丈の長いワンピースタイプが便利です。退院後にも自宅で使用できます。
カーディガンなど、用意しておくと便利です。
冷えが気になったり、ブラジャーをしていない状態で移動することもあるので、一枚あると便利です。
空調が安定して管理されていても、足元の冷えが気になる人もいるでしょう。くるぶしまで隠れる長さの靴下があると安心です。
授乳ブラは締め付けが少なく、授乳時にサッと出せるように設計されています。おっぱいを欲しがって泣く赤ちゃんを待たせる時間も短縮できます。
個人差がありますが母乳が染み出てくることがあります。ブラやパジャマまで濡れてしまうこともあるので、母乳パッドも2~3枚用意しておきましょう。
出産後、数日は悪露が多くなります。産院やクリニックに用意してある場合もありますが、枚数が無制限なのか限りがあるのかも事前に確認しておくといいでしょう。売店で購入できることもありますが、産後の体調を考えると、多めに用意しておいてもいいですね。
入浴や洗顔時だけでなく、枕やベッドに敷いたりと何かと重宝するタオル類は、バスタオル・スポーツタオル・フェイスタオルなど、サイズごとに数枚用意しておくと便利です。バスタオルは産後の悪露による汚れ防止にもgoodです。
赤ちゃんのお世話で使用します。母乳やミルクを吐き戻した時や、沐浴の際にも使うので、多めに用意しておきましょう。もちろん事前に水通しも忘れないように。
陣痛の合間に、入浴・シャワーを浴びることもあります。自分の好きな香りのアイテムを用意しておくとリラックスもできるのでおすすめです。病院や産院に用意していない場合は、歯磨きセットも忘れないように。
自分の肌に合う基礎化粧品を用意しておきましょう。また入院中の産院やクリニックは、乾燥が気になることも多いので、保湿ケアやリップクリームもおすすめです。
ゴミや洗濯物を入れたりと、何かと便利なビニール袋は、数枚入れておくのがおすすめです。
滑りにくく歩きやすいスリッパを選びましょう。
食事の時に使います。マグカップは落としても割れない、プラスティックがおすすめです。
手指の衛生やベッドテーブルを拭くのに使用します。ポケットタイプではなく大きな箱型がおすすめです。
普段コンタクトを使用しているママは、コンタクトのケア用品と眼鏡の準備も忘れないように注意をしましょう。
産院・クリニックにコインランドリーがある場合でも洗剤まではおいていないケースが多くあります。コンパクトサイズの洗剤を準備しておくと安心ですね。
出産であると便利なグッズリスト
出産を経験した先輩ママたちが、陣痛を乗り越えるために役立ったおすすめグッズをご紹介します。
- テニスボール
- 使い捨てカイロ
- ゼリータイプ飲料
- お菓子
- うちわ
- 時計
- ストロー
- 骨盤ベルト
- 育児日記やノート
- イヤホン
ほとんどの出産経験者が声を大にしておすすめするのがテニスボールです。陣痛時のいきみを逃す際に、腰やお尻にテニスボールを当てます。テニスボールの他には、ゴルフボールもおすすめです。
産院やクリニックに用意されていることもあるので、事前に確認しましょう。備えてない場合には、テニスボール・ゴルフボールを持参するのをおすすめします。
陣痛時にお腹や腰を温めます。産院・クリニックに湯たんぽが用意されていることもあるので、確認しておきましょう。
出産までの陣痛の長さは個人差があります。初めての出産では、陣痛の平均時間は10~12時間とされています。陣痛が弱く感覚があいていれば、食事を摂ることもできますが、次第にきついと感じるママが多いでしょう。出産を乗り越える体力を備えるため、お腹の中で頑張る赤ちゃんのためにも、少しでも口にしやすいゼリータイプ飲料がおすすめです。
陣痛の合間に気分転換のお菓子もおすすめです。チョコレート、グミ、飴などママの好きなお菓子も準備しておきましょう。
陣痛時に汗をかくため、扇げるうちわがあると便利です。陣痛時の気を紛らわすために、うちわをパタパタ扇ぐというママの声も。ハンディファン(携帯用扇風機)も便利ですが、落として壊してしまう可能性もあるので、うちわの方が安心です。
時計があれば陣痛の長さや間隔を計るために時計を使用します。ほとんどの病室内に時計は設置されていると思いますが、時間の確認ができる腕時計があると便利です。産後は、授乳時間やおむつの交換のタイミング、赤ちゃんの睡眠時間を確認するためにも使用します。
陣痛の合間に水分補給する際にストローがあると便利です。少し多めに用意しておくといいでしょう。
産後の体型戻しに興味があるママは多いですよね。産後に骨盤を締めるために骨盤ベルトの準備をしておくのもおすすめです。出産後、医師に骨盤ベルトの着用をしてよいか確認をしましょう。
陣痛から出産までの様子、赤ちゃんへのメッセージ、退院までの記録を残すのもおすすめです。
入院中の気分転換でテレビや動画を観る際にイヤホンは必須アイテムです。
出産後退院時に必要な準備リスト
退院するときに必要な物も、出産入院前にしっかり準備をしておきましょう。ひとまとめにして自宅などに保管しておき、退院までに家族に持ってきてもらえばOKです。
- 退院時のママの洋服
- 赤ちゃんの洋服
- おくるみ
- オムツ・オムツ替えセット
- 抱っこ紐
- チャイルドシート
数日間入院していると外の気候が分かりにくくなります。とくに季節の変わり目は、着る洋服に困ることも。産後のママの体を労わるためにも、締め付けが少なくゆったりサイズの動きやすい洋服がおすすめ。羽織物やアウターで調節できるようにすると安心です。
肌着にカバーオールやベビードレスなどさまざまです。病院を出て真っすぐ自宅や帰省先に戻るので、普段使いをするベビーウェアーもおすすめです。
赤ちゃんにとって初めての外の世界。赤ちゃんをやさしく包む、おくるみも準備しましょう。大判のバスタオルでも十分代用ができます。
オムツ、おしりふき、ティッシュ、使用したオムツを処理するビニール袋、オムツ替えシートをセットにしておきましょう。オムツ替えシートではなくバスタオルを使用するママも多くいます。
赤ちゃんの首がすわるのは、生後4~5か月頃。そのため縦抱きでの抱っこ紐はNGです。横抱きできる抱っこ紐を選びましょう。先々のことを考えて横抱き・縦抱きの両方ができる抱っこ紐がおすすめです。
タクシーの場合はチャイルドシートは不要ですが、マイカー、レンタカーで移動する場合は、 道路交通法第71条の三 第3項により、6才未満は着用が義務付けられています。チャイルドシートはの着用義務は、産まれたばかりの新生児の赤ちゃんにも適用されます。新生児から使えるチャイルドシートを準備し、事前に座席に取り付け、安全確認を済ませておきましょう。
入院準備を早めに済ませて。役割分担も確認
いつ陣痛が起こるのか、いつ赤ちゃんが生まれるのか。期待で胸がいっぱいの時期。妊娠36週目までには、出産の入院準備を終わらせておきましょう。
また、退院後に使用する赤ちゃんの肌着やガーゼなども水通しをしておきます。出産前にオムツを購入するか悩むママもいると思いますが、産まれてくる赤ちゃんの体重も一人ひとり異なります。
産後に産院・クリニックで使用するオムツは、用意されているので、赤ちゃんの肌質、サイズを確認してから退院までに自宅に準備しておけばよいでしょう。入院準備だけではなく、荷物の保管場所、ママの留守中に家族にお願いしておきたいことなども、入院前に確認しておくと安心です。早めに出産入院準備を済ませて、ゆったりと過ごしてくださいね。