018サポート東京だけ給付?期間は?申請方法が面倒って本当?
2023.09.11 2023.10.27
問題視されている急速な少子化問題。少子化の原因の一つに、子育て世代の経済的負担の多さがあります。仕事と子育ての両立する負担を緩和し、安心して子育てができる環境を整えることを目的とした、018(ゼロイチハチ)サポートが2023年9月1日に始まりました。
018(ゼロイチハチ)サポートとは?対象者は誰なのか?いつまで受け取れるのか?申請方法など、018(ゼロイチハチ)サポートについて解説します。
018サポートとは?東京都だけ?都内在住の18歳以下に年6万円支給
018(ゼロイチハチ)サポートは、国が主導しいるのではなく、東京都が独自に実施する施策です。子育てに希望が持てるよう、子どもの笑顔があふれる東京都を実現するために、東京都が、子ども一人当たり月額5,000円(年間6万円)を支給することで、切れ目なくサポートをするのが目的です。
子どもが成長するにつれ、学費だけではなく、習い事や塾費用も必要となります。子どもには無限の可能性があり、きらめく未来や将来のために、多くのことを経験させてあげたいですよね。
018(ゼロイチハチ)サポートの内容
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東京都独自の子育て施策
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18歳以下の子どもに対して、一人月額5,000円を支給(年額6万円)
018(ゼロイチハチ)サポートの対象者は?所得制限は?
018(ゼロイチハチ)サポートは誰でも受給できるのか、気になるところです。018(ゼロイチハチ)サポートの対象者や、所得制限の有無についてチェックしましょう。
018(ゼロイチハチ)サポートは所得制限なし
018(ゼロイチハチ)サポートの最大のメリットは、所得制限がないことです。018(ゼロイチハチ)サポート開始時の、現行の児童手当には世帯の所得制限が設けられていますが、018(ゼロイチハチ)サポートには所得制限はありません。
生活保護の収入認定
018(ゼロイチハチ)サポートの対象となる条件
018(ゼロイチハチ)サポートは、令和5年度中に東京都内に住所がある0歳から18歳までの子どもが対象です。
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0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日まで。
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期間中に東京都内へ転入した場合や出生した場合、一時的に海外へ留学している場合も対象
こんなケースでも申請できる?
DVなどが原因で緊急避難している、離婚協議中でも対象者は、申請が可能です。
心配な点や不明な点は018サポートに問い合わせることをおすすめします。
注意!018(ゼロイチハチ)サポートは申請しないと受け取れない
018(ゼロイチハチ)サポートは申請しないと受け取れません!018(ゼロイチハチ)サポートは、自動的に振り込まれません。申請をしない、申請手続きを行わなかった場合は、受給できませんので、注意が必要です。
締め切りを過ぎたらどうなる?
018(ゼロイチハチ)サポート申請しないとどうなる?
018(ゼロイチハチ)サポートの子ども一人当たり月額5,000円を受給するためには、申請が必要です。018(ゼロイチハチ)サポート申請をしなければ、受給できません。
018(ゼロイチハチ)サポートと児童手当の違いは?
児童手当は、以前は子ども手当と呼ばれていましたが、2012年4月から児童手当に名称が変更されました。児童手当、018(ゼロイチハチ)サポートの目的は、子育て世帯の負担を軽減する、子育てをしやすい環境づくりという目的は共通していますが、内容は異なるので確認しておきましょう。
児童手当
児童手当は、国が支給する給付金です。全国一律で支給されますが、所得制限が設けられています。
児童手当の対象となる子どもは、0歳から中学卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している人に支給されます。
2023年時点での児童手当は、所得制限が設けられています。所得制限を超えると、支給額が一律5,000円になります。また、所得が所得上限限度額を超えると児童手当は支給されません。
児童手当支給額
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3歳未満:一律15,000円
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3歳以上小学校終了前:10,000円(第3子以降は15,000円)
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中学生:一律10,000円
東京都民は018(ゼロイチハチ)サポートとあわせて受給でる?
018(ゼロイチハチ)サポートは、東京都が支給する給付金なので、児童手当の受給要件に当てはまる方は、受給可能です。018(ゼロイチハチ)サポートと児童手当をダブル受給できるのは、とてもありがたいですよね。
018(ゼロイチハチ)サポートは、所得制限がなく、18歳まで受給が可能なので、児童手当を受給することはできないが、018(ゼロイチハチ)サポートはもらえる!という方も申請可能です。
ただし、018(ゼロイチハチ)サポートは申請しないともらえません。受給を希望する人は、申請を行いましょう!
018(ゼロイチハチ)サポートの申請期間はいつまで?
018(ゼロイチハチ)サポートは、東京都からの給付になり、2024年1月から支給が開始されます。2023年度分の給付金は、2024年1月頃に一括で給付されます。(東京都に転入や東京都外へ転出した場合は、月割りで支給される予定です)
子どもの進級進学準備など、出費がかさむ時期に、一括で受給できるのは、嬉しい限りではないでしょうか。
一括受給を希望するなら2023年12月15日まで!
018(ゼロイチハチ)サポートは、申請をしないともらえませんが、2023年度分を一括受給を希望するなら2023年12月15日までに申請手続きが必要になります。2023年12月15日を過ぎても、018(ゼロイチハチ)サポートの申請手続きは可能ですが、一括受給は見逃せませんよね。
先着順ではありませんので、慌てて申請手続きをする必要はありませんが、余裕をもって2023年12月15日までに申請手続をすることをおすすめします。2023年12月16日以降も、引き続き申請は可能で、支給は別途行われます。
018(ゼロイチハチ)サポートの申請方法
018(ゼロイチハチ)サポートは、オンライン申請もしくは郵送での申請が可能です。子どもを養育している人が申請を行います。申請しやすい方を選んでください。
018(ゼロイチハチ)サポートの申請に必要な書類
018(ゼロイチハチ)サポートの申請に必要な書類を用意しましょう。
令和5年度に出征した場合、東京都外への転出や対象者が海外留学中などの場合には、必要な書類が追加されます。
申請者の本人確認書類
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マイナンバーカードの場合:1点
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その他の本人確認書類の場合:2点
申請者と対象者との家族関係を確認できる書類
振込口座を確認できる書類
018(ゼロイチハチ)サポートについての詳しい説明、申し込みは東京都福祉局から可能です。
018(ゼロイチハチ)サポート申請が恐ろしく面倒くさい?
嬉しい給付金の018(ゼロイチハチ)サポートですが、申請がスマートフォンから可能なことから手軽に完結できるイメージがありますが、なかには018(ゼロイチハチ)サポートの申請が恐ろしく面倒くさいという声もあります。
申請ページが混み合っている
申請を行おうとすると、アクセスが集中しているために、高い確率で、本ページは待合室です。という表示が出ます。申請を改めるのも一つですが、待機時間は数分程度なのでそのまま待機するか、その間に、ユーザー登録がまだの方はこちらの箇所より、登録作業を済ませるのもおすすめです。
マイナンバーカードを持っていてもダメ?
申請者の本人確認方法で、マイナンバーカードを使用することを考えている人は、注意です。マイナンバーカードを読み取るためのTRUSTDOCKというアプリのダウンロードが必須になります。アプリでうまく読み取れないというトラブルに遭っている人も多いようです。
本人確認書類のマスキング(塗りつぶし)
本人確認書類でマイナンバーカード以外を選択する人のなかで、運転免許証を選ぶ人は多いでしょう。運転免許証は、表面と裏面が必要となり、プラス健康保険証のアップロードが必要となるので、合計3点使用します。
アップロードだけなら簡単ですが、健康保険証の個人番号や保険者番号などのマスキング(見えないように隠す)が求められています。事前に、マスキングテープで隠すして撮影する、画像アプリで塗りつぶしておくのがおすすめです。
対象区分って何のこと?
筆者も018(ゼロイチハチ)サポートを申請しましたが、対象区分というのが出てきた瞬間に頭が真っ白になりました。対象者区分の下に、対象者区分はこちらで確認してくださいというリンクから、設問に回答していくのですが、設問が対象者区分に関することなのかピンとこずに、何度も画面を戻ることになり苦戦しましました。
018(ゼロイチハチ)サポートは子育て世帯にありがたい
所得制限がなく、0歳~18歳の子どもが受給できる東京都の018(ゼロイチハチ)サポートは、大変ありがたい制度です。
子育てには、多くのお金が必要になります。日本の未来を担う子どもたちに給付金制度を設けるのは、素晴らしいことです。東京都だけでなく、国や自治体でも子育てに対する支援や制度が積極的に行われることを願っています。